長岡花火2019 完全攻略ガイド
花火マニア 安斎幸裕が、皆さまの疑問に一発回答!
花火マニア 安斎幸裕が「長岡花火案内人」となり、皆さまの疑問に一発回答!皆さまが知りたい、あんなことやこんなこと、ここで一気に解決!
より深く、より安全に長岡花火を楽しんでいただくためにも、ぜひこのQ&Aを参考にしてください。
米百俵花火・尺玉100連発(撮影:吉田 勝幸)
毎年8月2・3両日に開催されます(日付固定)
2日間とも、打ち上げ開始時刻は19:20からとなっています。ただ、オープニングセレモニー等もあるので、18:50には着席して打ち上げ開始を待つようにすることをおすすめします。
2日間とも21:10より匠の花火という、芸術玉の打ち上げプログラムが始まります。それが最終プログラムですので、21:20前後には全て終了となります。
2日間合わせて約20000発の花火が打ち上がります。
尺玉・二尺玉はじめ、最大で正三尺玉(直径約:90cm・打上高:約600m・開花幅:約650m)の巨大な花火が打ち上がります。正三尺玉は、2日間計8発打ち上がります。
いいえ、雨が降っても長岡花火は開催します。また台風・強風など、荒天の場合は延期または中止となる場合があります。当日の開催可否はオフィシャルサイトで発表しますので、必ずチェックするようお願いします。また雨が降った場合、会場内での傘の使用は周りのお客様の迷惑となりますのでお控え下さい。レインコートを着用の上、ご観覧ください。
日本三大花火とは、全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県大仙市)・土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)、そしてここ長岡花火をさします。「日本三大花火とは 長岡花火の特長」のページでもご紹介しておりますので、そちらも参考にしてください。
専門的なことは割愛させて頂きますが、長岡花火と隅田川花火を見比べて頂ければ、その謎が解けるのではないかと思います。しかしながら隅田川花火にもその良さは当然ありますので、それぞれの想いで花火をご観覧頂ければと思います。
当「まいぷれ長岡」では、市内のオススメ情報(店舗・施設・観光スポット等)を沢山公開中です。ぜひ、「まいぷれ長岡」をご覧頂き、お店を探してみてください。
打ち上げ開始時刻が近づくにつれ、会場内も混雑してきます
長岡花火は、長岡市内を流れる信濃川の河川敷にて開催されます。観覧会場は河川敷およびその堤防となります。
会場内は全て、ペット同伴での入場はできません。大切なワンちゃん・ニャンちゃんには、ぜひスマートフォン等で撮影した長岡花火を見せてあげてください。
長岡花火の会場内には屋台・露店はありません。飲食物をお求めの方は、会場入りする前に購入してくるか、一度会場外に出て頂いてお買い求め下さい。
会場内には多数仮設トイレが用意されておりますが、その数を遥かに上回る観覧者が来場されます。「我慢できない、トイレに行きたい!」と思ってからだと手遅れになる場合があります。トイレをご利用される方は「気持ち早めに」ご利用ください。
基本、ごみ箱はありません。各自お持ち帰りください。なお、長岡花火の会場は神聖な場所ですので、決して会場内にゴミを放置して帰ることのないようにしてください。(下に敷いたシートも忘れずにお持ち帰りください!)
お気持ちはわかりますが、指定場所以外での喫煙は禁止です。最近流行りの電子タバコ等も禁止となります。必ず指定の場所(喫煙所)にて喫煙ください。
河川敷で開催されますので、当然虫がいます。虫除けスプレー・薬などをお持いただき、虫刺され防止対策をされることをおすすめします。尚、虫除けスプレーを使用される際は、周りのお客様に配慮いただき、使用して下さい。
人混みの中では貴重品の管理も厳重に
お持ちのチケットに記載されていますのでご確認下さい。例えばA会場ベンチ席ですと15:00入場開始となります。各お席によって入場時間が異なりますので、必ずご確認下さい。
はい可能です。チケットまたは半券を入退場の際にスタッフに提示してください。
無料観覧席のゲートオープンは当日「正午」となっております。正午以前は会場内には入れません。なおゲートオープン前には多数の観覧者が並びますので、無料観覧席をご希望の方はお早めに。
残席の状況により当日販売を行います。ご希望の方はお早めにお買い求め下さい。当日チケットの販売場所・時間についてはオフィシャルサイトをご確認下さい。
花火は会場内1箇所からだけでなく、複数箇所~最大幅2.0kmにわたって打ち上げられます。それぞれの席にはそれぞれの特長があり、その見え方・感じ方も皆さまそれぞれかと思います。私個人的には、A会場ベンチ席が気に入っております(A会場堤防斜面に設置された席)。
一度購入されたチケットの返品・返金はできません。
また、2019年からチケット不正転売禁止法が施行されました。ネットオークションでの転売も禁止行為ですので、絶対におやめください。
チケットの不正転売について
https://nagaokamatsuri.com/topics/1171/
「フェニックス花火で比較 長岡花火観覧席情報」のページにも記載の通り、A会場・B会場、それぞれの良さがあります。どちらの会場からご覧になっても感動・感激されることは間違いないと思います。個人的に申し上げますと、フェニックスの全景を観たい方はA会場、間近で迫力ある花火を観たい方はB会場がおすすめです。
基本無いものと思い、敷物のご用意をされるとよいと思います(ブルーシート・レジャーシート等)。携帯座布団・クッション等などがあると、お尻が痛くなることもなく、より快適に観覧できます。
近年観覧者同士(撮影者と一般観覧の方)でトラブルが発生しております。カメラで撮影される場合は周りの方に十分配慮いただき、迷惑とならぬ範囲内で撮影して下さい(観覧席以外での撮影は全面禁止です)。なお長岡花火には事前予約型(抽選)の「カメラマン席」が用意されております。
JR長岡駅から会場に向かう道路は大変混雑します
最寄り駅はJR長岡駅です。JR長岡駅から会場(A会場)までは、通常徒歩約30分となります。花火大会当日は倍の時間がかかることも予想されます。
行きは皆さんそれぞれの予定で長岡まで来るので、想定内の混み具合です。しかし帰りは想像を絶する混雑となります。電車に乗るまで1時間近く(場合によってはそれ以上)並び、電車内は都内の朝の満員電車状態です。待つのに苦にならない履物・服装にて、満員電車対策に努めて下さい。それでも車で来場されるよりは遥かにスムーズに帰れます。
やめておいたほうが無難かと思います。それでもどうしても車での来場しか手段がないのであれば、それなりの覚悟でご来場下さい。電車同様、行きは皆さんそれぞれの予定で長岡までくるので、さほど渋滞はしません。それでも昼過ぎから徐々に混み始め、15時過ぎにはインターチェンジ・市街地では渋滞が発生します。車で来られる方は、昼ごろには長岡入りできるよう計画を立てることをおすすめします。
いいえ、JR長岡駅から会場までのシャトルバスはありません。基本徒歩での移動となります。バス・タクシーを利用される方もおりますが、市街地では渋滞が継続的に発生していますので、徒歩で移動するのが確実です。
花火開始前から渋滞は発生しており、特に花火終了後は大渋滞となります。渋滞に巻き込まれずに帰ることはできないと思って下さい。それでも少しでもとお考えなら、フェニックス花火(両日とも20:15打ち上げ開始)を見終わってすぐ帰れば、大渋滞には巻き込まれないかもしれません。
絶対にダメです!もしそういった被害に遭われたり目撃したら、近くのスタッフ・警備・警察にすぐに通報して下さい。
会場内に救護所が用意されています。まずは近くのスタッフに具合が悪くなったことをお伝え下さい。特に緊急を要する場合でも、ご自身で119番通報せず、まずは近くのスタッフにお申し出ください。また、直接119番通報されると、緊急車輌の誘導に支障をきたします。大会本部経由ですと、スタッフが誘導してくれるのでスムーズに緊急車輌が到着できます。
まずご自身の身の回り・行った先(トイレ・屋台・ルート等)をもう一度探していただき、見つからない場合は大会本部に届け出て下さい。大会本部に届いている場合があります。また必要以上のお金・カード等は会場内に持ち込まず、金品はウェストバック等、身体に固定できるバッグにしまい、常に身に付けるようにしてください。
お子さんがいなくなったと気がついたら、すぐに近くのスタッフ・警備・警察に申し出て下さい。また小さいお子さんは目立つ服装・特長のある服装にて会場にお越しください。
迷子防止の策として、お子さんの背中にガムテープを貼り、携帯番号を書いておくのも有効です。(会場内は大混雑ですので、保護者の方の注意が何よりも大切です)
残念ながら、有料観覧席のチケットの予約はできません。また来年、有料観覧席抽選にお申し込みの上、ご来場下さい。当選されることを祈っております。コンビニで先着販売される席もお忘れなく。
前述のとおり、当「まいぷれ長岡」では、長岡市内の店舗情報はじめ、観光情報も掲載中です。ぜひ「まいぷれ長岡」にてお探し下さい。
JR長岡駅西口前の「アオーレ長岡 ナカドマ」及び「まちなか観光プラザ」にて、花火グッズを多数販売中です。ぜひお立ち寄り下さい。また、オンラインでも花火グッズの購入が可能です。
長岡花火公式グッズ
https://nagaokamatsuri.com/topics/87/
帰りのJR長岡駅は行き先ごとにレーンが分かれます
いかがでしたでしょうか?花火マニア安斎が「長岡花火案内人」となり、一般的な質問からマニアックな質問まで、事細かにお答えしました。それぞれの疑問を解消することにより、より安心し、より深く長岡花火をお楽しみいただければと思います。
この記事に関するキーワード