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長岡まつり大花火大会(長岡花火)2016 完全攻略ガイド

その3-2 マニア完全解析! 長岡花火注目プログラム(2日目)

毎年8月2日・3日に行なわれる日本三大花火の一つ「長岡花火」

花火マニア圷の注目ポイント!

【プログラムno.10】 花火「故郷はひとつ」

「故郷はひとつ」は、作曲:宇崎竜童さん、作詞:阿木燿子さんによる長岡人のイメージソングです。音楽文化で想いをひとつに~Mi Amore PROJECT(ミ・アモーレプロジェクト)として「復興、合併、絆、友情と愛情、そして故郷...」聞く人や歌う人によって、様々な想いを抱いてもらいたい、そんな願いが込められています。長岡人だけでなく、聞く人・歌う人のよりどころとして、歌い継がれていくことを願っています。

長岡市合併10周年を記念し、2015年にスタートしたこのプログラムは、両日ともに打ち上げられ、2日目はマルゴーが担当します。全体的な構成、演出に定評のあるマルゴーは、花火の中にもストーリー性を持たせることが得意であり、見る者すべてを惹き込みます。最初から最後まで見逃さずにご覧になることをおすすめします。

【プログラムno.17】 ツインベスビアス大スターマイン

結婚式場の「長岡ベルナール」が提供するオリジナル創作花火です。大切に想っている方と一緒になられたお二人が、これからもずっと幸せでいられますように、と祈りを込め打ち上げます。日本一の信濃川に掛かる大手大橋が架け橋となって、2つのスターマインを巡りあわせ、大きな花を咲かせます。カップルでお越しの方は、ますます愛が深まること間違いなしです。

【プログラムno.19】 復興祈願花火「フェニックス」

言わずと知れた長岡花火の代表的なプログラムであり、世界中の人々の復興、感謝の想いを込めて打ち上げられるのがこの復興祈願花火「フェニックス」です。
2004年10月23日に新潟県中越地方を大地震が襲いました。たくさんの方が被害に遭われ、中越地方は大きな悲しみに包まれました。そのような中で、1日でも早く復興させたい、新潟県の大勢の方々に元気を与えたい、という思いから2005年に打ち上げがスタートしました。

「何度、被害に遭っても、不死鳥のように甦る」というメッセージを込め、復興祈願花火フェニックスは人々を勇気づける存在であり続けます。中越地震の際に、新潟の人々の心を支えた応援歌である平原綾香さんが歌う「Jupiter」にのせて、打ち上げ幅2km、5分間フルバージョンで打ち上げます。

中越地方の復興の歩み、そして現在も復興を目指して頑張っている方々の想いを胸に秘めながら、ご観覧いただければと思います。

【プログラムno.23、24】 ナイアガラ、正三尺玉3連発 

長生橋に掛かる650mのナイアガラとともに、今年も3連続で打ち上げられます。長岡花火を象徴する花火。それがこの正三尺玉です。

花火玉の直径は90cm、重量200kg。打ち上げると上空600mまで上がり、轟音とともに650mの大輪の花を咲かせます。第二次世界大戦の最中、長岡も空襲により多大な被害を受け、多くの方が犠牲となりました。その後、戦後長岡の復興の証として昭和26年に打ち上げに成功して以来、正三尺玉は長岡人の魂であり続けているのです。

今夜打ち上げられる3発はそれそれ「慰霊」、「復興」、「平和への願い」の意味が込められています。正三尺玉の打ち上げ前にサイレン(空襲警報)が鳴りますが、空から爆弾が降ってくるのではなく、空に向けて花火を打ち上げます。そう考えると感慨深いものがありますね。

正三尺玉の大きさと爆音、そして華麗さに長岡人の想い、そして長岡そのものの素晴らしさに気付いて頂けると思います。(プログラムNo.35でもスターマインとともに正三尺玉1発が打ち上げられます)

【プログラムno.32】 天地人花火

直江兼続が主人公のNHK大河ドラマ「天地人」の放映を記念してスタートした、ミュージックスターマインです。兜に愛を掲げ戦乱の世を生き抜いた長岡ゆかりの武将・直江兼続。その物語を長岡の夜空に描きます。

天地人オープニングテーマにのせて約3分間、壮大なスケールで打ち上げます。打ち上げを担当するのは、数々の花火競技大会で受賞経験を持つ日本トップクラスの煙火店、野村花火工業。花火玉1発1発の技術の高さが持ち味で、中でも冒頭に打ち上がる四重芯変化菊や、円を描くように色が変化していくイルミネーションは必見です。

【プログラムno.36】 ベスビアス超大型スターマイン

「楽しさ」「成長」という想いから創られた、ピカイチの企業スローガン「笑顔で、前へ」を花火で表現します。長岡花火の恵まれた打ち上げ環境を活かし、ピカイチならではの個性的で特徴的なワイドスターマインを打ち上げます。2日目の「ベスビアス」が付くスターマインはワイド構成が多いのが特徴です。それぞれの工夫された打ち上げ方と多彩な演出は、見る者を虜にします。

【プログラムno.38】 米百俵花火・尺玉100連発

長岡花火のフィナーレを飾るプログラムがこの尺玉100連発です。米百俵の精神を受け継ぐ長岡。未来を担う子どもたちへのメッセージを、新ミュージックスターマイン「米百俵花火・尺玉100連発」に託します。

越後長岡応援団・沢田知可子さんが中越地震後に制作した長岡復興応援ソング「空を見上げてごらん」にのせて約3分間の壮大なスケールで打ち上げます。大手大橋下流まで打ち上げ場所を伸ばし、ラストは錦冠菊の一斉打ちで締めくくります。

これで終わってしまうという惜しい気分になりますが、来年も長岡花火を見たいという気持ちになっているかも。そんなあなたは長岡花火ファンの仲間入りです!

【プログラムno.39】 匠の花火

全国有名花火師による美と技の共演です。各花火師が精魂込めて制作した10号玉(尺玉)を打ち上げます。デザインの大学、長岡造形大学と長岡まつり協議会提供のプログラムです。主要プログラムが終わった直後なので、帰路につく方も多数いらっしゃいますが、実はこれも見逃せないプログラムの一つです!

新潟県の花火大会では数少ない全国の花火師の技を見られる貴重な機会です。もし時間に余裕のある方は、長岡花火の余韻に浸りながらご鑑賞されることをおすすめします。

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